僕は、警察官の間に挟まれるように車の後部座席に座るように指示された。
頭の中は真っ白である。
一体何が起きているのか?悪い夢なら覚めてほしい。今後どうなるのか?
何もわからない。
その後、家から三田警察署への間が、とても長く感じたが到着した。警察署の中に入ると、自分の知らない警察署のようだった。
地下に誘導され廊下を進むと、とても頑丈な大きな扉があり、その前で、壁の方を向いていろと指示があった。そして大きな掛け声とともにその扉が開く。
扉が開くと、違う警察官がいて、近寄ってきて話をしてきた。
「私は、皆さんのお世話係です。刑事ではないので安心してください。」
その後、小さな部屋に誘導され洋服を着替えるように指示された。
テレビで犯人が逮捕されたというニュースで見たことあるグレーのスウェットがおいてあった。グレーの上下のスウェットと靴下が用意されていた。四田とマジックペンで大きく書かれた洋服。センスのかけらもない。
警察官の前で全裸になりそのスウェットに着替えるのだが、ゴリラみたいな警察官に下半身をジロジロみられて気持ちが悪い。しかも僕は、アンダーへアを脱毛しているから